車種別故障症状

MR2 SW20 故障症状まとめ

SW20 の症状から、原因候補と確認箇所を探せるように整理しています。

先に結論

SW20 MR2の整備記録で多いのは、エアコン不調、3S-G/3S-GTE周りのオイル滲み、ディストリビューター(点火系)不良、燃料ポンプ不良、冷却系のトラブルです。ミッドシップでエンジンと冷却水配管が長く、冷却系の劣化把握と整備性の悪さによる工賃増を織り込む必要があります。

症状早見表

症状の言葉 原因候補 まず見るところ
エアコンが効かない / 冷えが悪い ガス漏れ、コンプレッサー不良、コンデンサ冷却不足、エキスパンションバルブ不調 高低圧を確認、コンプレッサー作動を見る、コンデンサファンと配管漏れを見る
足回りからキリキリ / コトコト音がする ハブベアリング劣化、アーム/ブッシュ摩耗、ボールジョイントやスタビリンクのガタ、ショック/マウント劣化 リフトアップしてガタを確認、ハンドルを切った時と段差通過時で音を分ける、ブッシュ割れとハブベアリングを点検
エンジン周りがオイルで滲む / 焦げ臭い ヘッドカバーガスケット劣化、カム/クランクシール劣化、オイルパンや配管の滲み 漏れ箇所を洗浄して再確認、タイミングベルト交換歴とシール交換歴を見る、排気系へ垂れていないか確認
失火する / 吹け上がらない / 点火系故障が疑われる ディストリビューター劣化、イグナイター/コイル不良、プラグ/プラグコード劣化、点火時期ずれ 火花の有無を確認、プラグとコードの劣化を見る、デスビ内部と点火時期を確認
始動しない / 燃料ポンプが疑わしい 燃料ポンプ不良、燃料フィルター詰まり、リレー/配線不良 キーON時のポンプ音を確認、燃圧を測定、フィルター交換歴を見る
パワステから異音 / オイル漏れ / ハンドルが重い パワステポンプ劣化、ラック/ホースからの漏れ、エアーコントロールバルブ不調、フルード不足 フルード量と漏れ跡を見る、据え切り時の唸り音を確認、ラックブーツ内のオイルを確認
クーラントが減る / 甘い臭いがする / 漏れ跡がある ウォーターポンプ/ホース劣化、ラジエーター樹脂部劣化、Oリング/ガスケット劣化、ヒーター配管の漏れ 加圧テストで漏れ箇所を見る、ホース接続部とラジエーター周辺を確認、冷却水量の減り方を記録
ミッションが入りにくい / クラッチが滑る / オイルが漏れる クラッチ摩耗/滑り、ミッション摩耗、ケース/ドレン周辺の損傷、シンクロやレリーズ系不良 クラッチ滑りと切れ不良を分ける、ミッションオイル漏れ箇所を見る、中古ミッションはケース損傷と各ギア入りを確認
スロットル/ECU系不調 / チェックランプが点く ECU基板劣化、スロットルコンピューター不良、センサー/配線不良 ダイアグコードを確認、ECU/スロットル制御系の修理履歴を見る、配線とカプラを確認
圧縮が低い / オイル消費 / エンジンOHが必要 ピストンリング固着/摩耗、メタル摩耗、シリンダー摩耗、バルブ/ガスケット不良 圧縮とリークダウンを測る、白煙とオイル消費を確認、OH/載せ替え費用を見積もる
水温が上がる / オーバーヒート気味 / 冷却が不安定 ファンクラッチ/電動ファン不良、ラジエーター詰まり、サーモスタット不良、冷却水漏れ 停車中と走行中の水温差を見る、ファン作動と冷却水量を確認、ラジエーター/ホース漏れを見る
アイドリング不調 / エンストする / 吹けない スロットル/ISCV汚れ、点火系不良、燃料系不良、吸気漏れ ダイアグ/チェックランプを確認、スロットルとISCVを清掃、プラグ/コイル/燃圧を確認

MR2の修理費が高くつきそうなとき

年式や走行距離によっては、修理より売却・乗り換えのほうが総額で安く済むことがあります。判断材料として、修理見積もりと買取相場の両方を確認するのがおすすめです。

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