現象
- 走行後にオイルが焼けたような臭いがする。
- エンジン下回りにオイルの滲みがある。
- 駐車後に地面へオイル染みが残る。
DC2 の症状から、原因候補と確認箇所を探せるように整理しています。
DC2インテグラ タイプRの定番トラブルは、B18C周りのオイル滲み(ヘッドカバー・カム/クランクシール)、パワステポンプの漏れと異音、ディストリビューター(点火系)不良、クラッチレリーズベアリングの異音です。20年超の個体はゴム・シール類の劣化が同時多発する時期に入っているため、1件直すと次が出る前提で整備予算を考えるのが現実的です。
| 症状の言葉 | 原因候補 | まず見るところ |
|---|---|---|
| エンジン周りがオイルで滲む / 焦げ臭い | ヘッドカバーガスケット劣化、カム/クランクシール劣化、オイルパンや配管の滲み | 漏れ箇所を洗浄して再確認、タイミングベルト交換歴とシール交換歴を見る、排気系へ垂れていないか確認 |
| パワステから異音 / オイル漏れ / ハンドルが重い | パワステポンプ劣化、ラック/ホースからの漏れ、エアーコントロールバルブ不調、フルード不足 | フルード量と漏れ跡を見る、据え切り時の唸り音を確認、ラックブーツ内のオイルを確認 |
| エアコンが効かない / 冷えが悪い | ガス漏れ、コンプレッサー不良、コンデンサ冷却不足、エキスパンションバルブ不調 | 高低圧を確認、コンプレッサー作動を見る、コンデンサファンと配管漏れを見る |
| 足回りからキリキリ / コトコト音がする | ハブベアリング劣化、アーム/ブッシュ摩耗、ボールジョイントやスタビリンクのガタ、ショック/マウント劣化 | リフトアップしてガタを確認、ハンドルを切った時と段差通過時で音を分ける、ブッシュ割れとハブベアリングを点検 |
| ミッションが入りにくい / クラッチが滑る / オイルが漏れる | クラッチ摩耗/滑り、ミッション摩耗、ケース/ドレン周辺の損傷、シンクロやレリーズ系不良 | クラッチ滑りと切れ不良を分ける、ミッションオイル漏れ箇所を見る、中古ミッションはケース損傷と各ギア入りを確認 |
| 充電しない / バッテリーが上がる / オルタネーター不良 | オルタネーター劣化、ベルト滑り、バッテリー劣化、充電配線/アース不良 | 始動前後の電圧を測る、ベルトの張りと異音を見る、発電電圧と配線を確認 |
| スロットル/ECU系不調 / チェックランプが点く | ECU基板劣化、スロットルコンピューター不良、センサー/配線不良 | ダイアグコードを確認、ECU/スロットル制御系の修理履歴を見る、配線とカプラを確認 |
| クラッチを踏むと異音 / レリーズ系故障が疑われる | レリーズベアリング摩耗、レリーズピボット/フォーク摩耗、クラッチマスター/レリーズシリンダー不良、クラッチカバー/ディスク劣化 | 踏んだ時だけ鳴るか確認、ペダル戻りとフルード漏れを見る、クラッチ交換時にレリーズ周辺を点検 |
| 失火する / 吹け上がらない / 点火系故障が疑われる | ディストリビューター劣化、イグナイター/コイル不良、プラグ/プラグコード劣化、点火時期ずれ | 火花の有無を確認、プラグとコードの劣化を見る、デスビ内部と点火時期を確認 |
| 水温が上がる / オーバーヒート気味 / 冷却が不安定 | ファンクラッチ/電動ファン不良、ラジエーター詰まり、サーモスタット不良、冷却水漏れ | 停車中と走行中の水温差を見る、ファン作動と冷却水量を確認、ラジエーター/ホース漏れを見る |
| ヘッドライトが点かない / HIDが不安定 | HIDバーナー劣化、バラスト不良、配線/リレー不良 | 左右入替で切り分け、バラスト作動を確認、配線とアースを確認 |
| アイドリング不調 / エンストする / 吹けない | スロットル/ISCV汚れ、点火系不良、燃料系不良、吸気漏れ | ダイアグ/チェックランプを確認、スロットルとISCVを清掃、プラグ/コイル/燃圧を確認 |
| 始動しない / 燃料ポンプが疑わしい | 燃料ポンプ不良、燃料フィルター詰まり、リレー/配線不良 | キーON時のポンプ音を確認、燃圧を測定、フィルター交換歴を見る |
| チェックランプが点く / O2・A/Fセンサー異常 | O2/A/Fセンサー劣化、排気漏れや触媒周辺不良、センサー配線/カプラ不良、互換品や品番違い | 診断コードを確認、排気漏れとセンサー配線を確認、年式に合う品番か確認 |
| トリップメーター / オドメーターが動かない | メーター内部ギア破損、距離計機構の固着、メーター基板/接点不良 | 速度計と距離計のどちらが不動か分ける、メーター内部ギアを確認、交換/修理時は走行距離管理に注意 |
年式や走行距離によっては、修理より売却・乗り換えのほうが総額で安く済むことがあります。判断材料として、修理見積もりと買取相場の両方を確認するのがおすすめです。